計画停電

経験したことのない計画停電。それにあわせて鉄道も5割程度の運行に
なるとのこと。いったいこの国はどうなってしまうのか・・。



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万全を期す意味でいつもより1時間早く家を出ることにした。
「さて出かけるか」とTVのスイッチを切ろうとした折、ふいに流れるテロップが
目にとまる。「首都圏のJRほぼ不通」・・・。
っておい、昨日は動いてたやん、何をしれっとそんな重要なこと報告してんねん。

いつものJRがあかん、隣のJRも動いとらん。どうにもならん。
呆然とそのままTVを眺め立ち尽くす。
そのうち「計画停電の時間なのに停電が起きていません!」のレポーターの
声が。JRも東電もいったいなにしとんねん。

しゃーない。こうなったら遥か遠くを走る私鉄までチャリや。
スーツの裾をゴムでしばりチャリをこぎ出す。「いっちょやったろやないけー」
しかしいきなり腰を折るがごとく赤信号でストップ。
そしてその前をおもむろにバスがブロロロロと通り過ぎる。
行き先を見ると目的私鉄駅の一つ先の駅名が。
「ええええ、こんなバスあったんや。知らんかったわ」
慌てて踵をかえしチャリ置き場へもどる。
そしてバス停へ走る。

10分待つとバスがやってきた。「ふ~今日はついとるがなあ」
その言葉もむなしくやってきたバスは超満。
列の前3人くらいしか乗れそうもない。

するとバスの中からよく通る関西弁が。
「もっと奥まで詰めてあげましょ。僕らもそうですが外の人も
 会社に行かなあかん人です。そうせーへんと会社が廻らん。
 そしたら国も廻らんよって。」

奥から「そりゃそーだ」

車内に笑いがこぼれる。

なんとその後並んでいた10人位が全員乗ることが出来た。

運ちゃんがアナウンスする。「ご協力ありがとうございました。でも私の
仕事なんですけど」

また奥から「そりゃそーだ」
車内に笑いがこぼれる。

殺伐としたラッシュアワーが心地よい空間になる。

その後の停留所でもみんな気持ち良く詰めあうことが出来た。

私鉄の駅に着くとまたそこは混雑していて人があふれていた。
いつもはそんなことはないが大勢配置されている汗だくの駅員さんを
見ると声をかけたくなる。

「朝から大変ですね。ご苦労様です」

すると青年駅員も笑顔で
「お互い様です。ご苦労様です!」
と返してくれる。

また朝の空気がより透明になった。

海外も揃って日本人の温もり、絆、和を賞賛している。


昨今日本では殺伐としたやりきれない出来事ばかりであった。
多くの犠牲が出た、いやこれからもっと多くなると言われているが
地球が「日本よ今一度やりなおせ」と日本をひっくり返したのでは
ないだろうか。

よく考えればJRは地震発生の日、夜通し線路の安全確認を行ったと
いう。また東電は危険を顧みず核施設の復旧を目指し施設内に
飛び込んでいった。誰も彼も他人のために必死にがんばっている。

日本人の皆が日本復活に向けてがんばっている。

皆でがんばろう。



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