曲がり角で出会い頭事故をおこしてしまった猫の行動学

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それも腕っ節にとんと自信がない猫同士だった場合。



猫A (うわ! しまった、さっきのとこ左折しとけばえがった・・)

猫B (げげ! こいつ見たことないで、強いんやろんか・・)


猫A 「にゃ・・にゃろ、テメー お、俺のテリトリーに勝手に入るんじゃねー・・」

猫B 「お、おのれこそワシの道をあけんかいー・・」




沈黙




猫A (お、おかしい・・普通なら出会った瞬間に襲い掛かってくるのに・・
    こいつ、よっぽど腕に自信があるのか?・・)

猫B (なぜ、動かない? まずワシに一発動かせてそれを交わし
    その後ボコボコにするっちゅ腹づもりなんか? そんなに達人なんやろか?)




猫A (い、いかん、このパターンは初めてだ、どうしたらいいんだ?)

猫B (このあいだは逃げようとして背を向けたとたんにしっぽをガブリやられたし
    あの痛さは尋常やなかった、もうあれはでけんぞ・・)




猫A (むぐ・・もうだめだ、この緊張感耐えられない・・
    よし、動いてるのがわからないくらいの速さで退いてみよう・・)


猫B (お、逃げるんか? よっしゃー、そのまま消えてくれ)


猫A (た、たのむ・・ うしろから襲い掛かってくるなよ
    このまま藪に行かせてくれ・・
    うう、ゆっくり動かなければいかんのに気が急いてしまう・・)


猫B (た、たのむ・・フェイントでいきなり振り向いて襲ってくるのはなしやで
    そのまま藪に消えるんや 消えてくれ)


ようやく藪の中に到着



猫A    「へへーん たいしたことない奴だったぜーー!


       (ふーーーーーーーーーーーーーーー たすがった・・・)




猫B
       「きょうはこのへんにしといたるわーーー! このへたれがーー!」


        (ふーーーーーーーーーーーーーーー たすがった・・・)




無事に平和な昼下がりが続くのであった。


























この記事へのコメント

5556の母
2012年04月16日 01:23
すごく伝わってきた!ナイス!!面白かったです!!! 

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