JAXAキャンパス特別公開

JAXA相模原キャンパスに行ってきました。
前回参加した人が「おっもしろかったー」と感想をもらしていたので
待ちに待った年1回の公開日です。
選ばれた科学者の職場、研究所をみられるので感激です。



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夏休みということもあり凄い来場者の数です。
やはり「はやぶさ」の成功が万人に宇宙への興味を抱かせているのでしょう。
猛暑日となりましたがお嬢ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで
みな目がキラキラ輝いています。

そしてなんといっても目玉は川口氏のセミナー。
整理券が必要なため早起きして講演開始1時間半前に集合、
と思いきやすでに長蛇の列・・・。
バスは30分に1本なのでみんな2時間前から来ているのでしょうか。
いまだ衰えを知らぬ川口人気。


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なんとかプラチナチケットゲット 


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川口氏の写真はNGとのことなので会場の写真。

さすがに人気爆発なだけあり笑いあり涙ありで話がうまく
あっという間の1時間でした。


そして講演後の質問タイム。
「子供のときはどんな子供でしたか?」
「地球の写真は予定にはなかったそうですが何で撮ったのですか?」
「イオンエンジンは自動車にも使えますか?」
子供たちのかわいい質問に場内がなごみます。

そしてふいに自称ジャーナリストというおじさんにマイクがわたる。
「大成功によりはやぶさブームがおこったが全国民にはその偉業が
 伝わりきっていない。今サイエンスは論文至上主義になってしまって
 いる。なかにはただの砂を持ってきただけでありそんなものに国家予算を
 使うべきではない、という人もいる。私ももちろんであるがあなたたちも
 もっとその必要性を伝える義務があるべきでありそれを出来ていない現状は・・」

周りの空気を読めていない、まるで記者会見の場と勘違いしている
困ったチャンの登場。
子供たちは固まり、場内が白ける。
おそらく売り上げが伸びず上司からいつも叱咤をうけ周りのサイエンスに
興味を持たない人を論破できていない社員なのでしょう。

うしろからの咳払いにも気づかずマイクを離す気配もなく話は続く。
普通なら進行担当が打ち切るところであるも普段はただの研究者なので
それも出来ずただただ持論が続けられ貴重な時間がつぶされていく・・。
ザワザワ会場がしだす中、おもむろに川口氏がマイクを持つ。
「えっとそろそろ良いですか。長々と演説ありがとうございました。」
それも笑顔で。
「全ての人、全ての国民がなにかに賛成するのは大変難しいことだと
 思います。反対する人も大勢います。それは当然です。逆に全体主義に
 なってしまってはいけません。多様だからおもしろいのではないでしょうか。
 文化とは多様なものであります」

さらっと受け流し場内からは割れんばかりの拍手。
役者が違いました。

がんばれ自称ジャーナリスト!


セミナー以外にも他に様々なブースが。
学校の文化祭を彷彿としますが、それと違うのはJAXAの専門家が対応している
ことです。大人から子供まで1年間ためておいた質問を繰り出しても
簡単に解説されます。
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またJAXA職員の偏差値の高くセンスある会話力。


炎天下の元、行列の人に声をかけます。「おはようございます。朝早くからありがとうございます。
今日も暑いからちゃんと水分補給してくださいね。水分は敷地内で購入してください。
そうすれば皆さんも私たちも助かります」

女子中学生3人組に訊かれる職員。「コンビニ行きたいんですけどどこにありますか?」
「一番近いところは1km先です」
「え?1k? コンビニなのに?」
「そうですよ。いつもコンビニが近くにあるわけではありませんよ。
 1k先まで歩くか、敷地内の売店で代用のものを探すか、それとも我慢するか
 3人でよく考えてくださいね」

天文部らしき女子高生のグループ。
「観たいものが微妙に時間が重なってるよね。難しいね。体が二つ欲しいよ」
傍らで聞いていた職員が歩み寄る。
「大勢の人が集まるのでイベントの時間を少しずつ重ねて分散させるように
 しているのです。ごめんね大人の悪知恵で。でもうまく考えればちゃんと
 回れるようになっていますよ。よく練って回ってくださいね」

川口氏の行列にいた小学生の女の子が職員に尋ねる。
「この本に川口せんせのサインもらえますか?」
「うーん、サインか、去年はもらえた人はいなかったなあ。
 非常に難しいと思うよ。
 でも絶対だめというわけではないから、あなた挑戦してみてください。
 チャレンジしてみてください。非常に困難なミッションですけど
 それを達成した時はとても嬉しいはずです。
 仮に今日だめだとしても今後も川口先生の講演は何回もありますから
 挑戦を続けてみてください」

どの問答をきいていても子供は勉強になり、回りの大人は笑顔になります。


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また川口氏のセミナーの言葉でグサッときた言葉。
「今の日本の企業ではまず出来ない理由をさがします。これはこんなデータが
 あるので企画しても無駄です。前例がないのでうまくいくわけがありません」
しかしJAXAではいつの時も楽観的です。
「むずかしいけどもしかしたらこの可能性があるからできるかもよ」
「いきずまったけど、まだ何か改善策があるさ」

なるほ丼。





 
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